大平経営会計事務所

わかりやすい大平式利益管理
2021.06.29
売上高と限界利益率、どっちが大事?

利益の確保には売上高の増加と限界利益率の向上どちらも大事であり、目標とする税引前利益を確保するためにどちらを優先するかは、経営戦略上の問題であり、経営者の自由です。

限界利益率が概ね30%以上の企業は原則として限界利益率よりも売上高の増加を図るべきです。逆に限界利益が低いとされる概ね20%以下の企業は、売上高の増加よりも限界利益率のアップに重点を置くべきです。限界利益率の低い企業は、多少の売上高の増加では利益には大きく反映してこないからです。

前期の限界利益率の実績から上下3~5%の幅で計画を立て、目標利益の確保と必要売上高の算定を行いましょう。

 

 

限界利益の期中にチェックをおこないましょう。

目的は3つです。

  • 限界利益の現状を把握して
  • 目標利益を確保すること
  • 決算数値の予想をたてること

限界利益率の増減を把握してその要因を検討することとともに、記帳ミスの発見や在庫金額の推定にも活用できます。在庫金額の多い企業の場合には少なくとも年2回は、実際の在庫金額の把握をしたいものです。

 

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