大平経営会計事務所

わかりやすい大平式資金管理
2021.08.10
修正自己資本比率の採用

修正自己資本比率の算式は以下の通りです。

 

 

自己資本にその他の固定負債を加えることで自己資本比率の低い企業の健全性を保持することができます。また、法人の利益留保をカバーし、自社株の相続税評価の上昇を抑制することができます。戦略的に『その他の固定負債』の増加を図ることが比率を高める要点です。

修正自己資本比率による企業評価の目安は次の通りです。

 

 

『その他の固定負債』とは役員または役員の家族から会社が借り入れている借入金を意味します。返済してもしなくてもいい負債で、実質的には資本金(出資金)に準ずるものです。

企業が生き残るためには、長い目で見たときに必ず自己資本比率の増加を図ることが必要不可欠です。その他の固定負債の活用方法は以下の通りです。

 

  • その他の固定負債は自己事本を補完する性質を持っています。
  • その他の固定負債利息を計上することで会社の節税が可能です。
  • その他の固定負債利息の支払いを分散することで、個人の節税を図れます。
  • その他の固定負債利息により、個人財産の蓄積を図れます。
  • その他の固定負債利息の総余は金銭の移動が伴わないため簡単に贈与が可能になります。
  • その他の固定負債の贈与は相続税の節税になります。