16.支払手形の管理

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

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(1)支払手形とは

商品や固定資産等を購入して、その支払いとして手形を発行したものを言います。

(2) 支払手形管理の目的

①流動性(支払余裕度)を向上させるため
②健全な支払手形の活用をする

(3)支払手形活用の長所

①一番手軽な資金調達方法
手形を発行すればよいだけです。
②金利の節約
通常は金利の発生は伴いません。

(4)支払手形活用の短所

①最も危険な資金調達方法
支払期日に決済できなければ銀行取引停止処分を受け、企業継続が困難になります。
②支払手形の決済は「待った」がきかない
借入金は利息を支払えば返済を延ばすことが可能ですが、支払手形は決済を延ばすことができません。

(5) 支払手形管理の重要性

①支払余裕度の維持
②不渡手形の防止

(6) 支払手形管理の要点

①支払手形残高を把握する
残高の増加傾向は要注意です。
②月別決済金額を把握する
支払手形記入帳は決済期日を基準に記入し、その月の決済金額を計算します。
③当座比率の数値を参考にしながら、妥当な支払手形の発行残高を検討します。

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