22.割引手形の活用方法

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

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(1)割引手形は

期日未到来の受取手形を銀行で割引き、現金化したものを言います。比較的容易な資金 調達手段として利用されています。

(2)割引手形管理の前提

①割引手形勘定を用いる
手形を割引きしたとき受取手形勘定を減額しないで、負債の割引手形勘定を用います。
②大平式月次資料の表示位置

(3)割引手形活用の長所

①手軽な資金調達方法
手形割引は『裏書人』という担保がつくため、名の通った手形であれば容易に現金化できます。
②自ら返済しなくてもよい
手形期日には引受人が決済しますから、自ら決済する必要はありません。

(4)割引手形より借入金を優先する

①割引手形は流動負債
割引手形は短期間のうちに決済されるから流動負債です。銀行では短期貸付金に含めています。
②割引料と支払利息は同じ内容
割引料も支払利息も同じです。利率もほとんど変わりません。 同じ金額の割引料を支払うならば、借入金を導入して利息を支払い、手形割引余力を残しておくことが健全といえます。

(5)割引手形を圧縮する方法

①受取手形を割引きしないこと
手形期日まで保有する。当座資産の増加になります。
②別途資金を調達すること
割引手形に代わる資金調達が必要になります。一般的には借入金の活用が必要になります。

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