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経営情報
2021.02.01
コロナ大不況に打ち勝つ 一時・小バブル!→後に・大不況!!
1.世界的なコロナ大不況は逃れることができない
「今回の経済危機(新型コロナショック)は、消費やサービスが落ち込み、企業業績が悪化、それが金融不安につながっていく」
(東洋経済オンライン2020年5月1日付)
2.コロナ対策で膨大な貨幣供給量
多くの国は、貨幣を大増刷して対応している。(異次元緩和策という)
IMFが2020年4月15日に発表した財政モニターによると、世界全体の政府債務の膨張は対GDP比13.1%、日本政府債務の対GDP比は14.5ポイント上昇するという。現在は、さらに増大している。
3.コロナによって仕事ができなくなった
企業は「支払い能力が低下した」のである。
国が単に融資枠を拡大しても、返す当てがない融資では、いずれ限界が来る。
4.小バブルを発生させるかも知れない
異次元緩和策によって増発された貨幣は、一時的には小バブルを発生させるかもしれない。
しかし、実体のない投資マネーだけが膨張しても長くは続かない。
5.暴落相場は一度で大底までは到達しない
リーマンショックでは、「暴落→小反発」を三度繰り返して底値に到達している。
世界恐慌では、1924年10月24日のブラックサーズデーから六度もの小反発を
経て、2年9ヶ月後にやっと底値をつけている。