29.預金の種類別残高の管理

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

< わかりやすい大平式資金管理メニューへ戻る

 

(1)預金の種類別残高を管理する目的

①流動性(支払余裕度)を維持向上させるため
②支払手段として常に必要額を保持し、資金ショートをしないようにするため

(2) 預金の種類

預金の種類は次のものがあります。
①当座預金
②普通預金
③定期預金
④定期積金
⑤その他の預金

(3) 当座預金の管理

当座預金は小切手や手形を使用して支払手段にあてられる預金です。
①預金残高の範囲内で小切手や手形を発行すること
②常に一定額を保有し、資金ショートしないようにすること
③金融機関の作成する当座勘定照合表と突合し、残高の確認をする
④決算日には銀行勘定調整表を作成し銀行残高と帳簿残高を一致させること

(4) 普通預金の管理

普通預金は通帳を通して入金・出金処理される預金をいいます。
①支払手段として常に一定額を保有すること
②取引状況を通帳へ打込み残高確認をすること

(5)定期預金の管理

定期預金は一定期間預入れし、原則として支払手段として使わない預金をいいます。
①定期預金通帳もしくは定期預金証書を保管すること
②借入金の担保に提供している場合は、預り証を保管すること

(6)定期積金の管理

定期積金は一定期間、毎月一定額を積立てていく預金をいいます。 通常『月掛』とも言います。
①定期積金通帳もしくは定期積金証書を保管する
②積立金は当座預金又は普通預金から自動引き落しで行う
③定期積金が満期になったら、全額定期預金にする
これが預金を多くするコツです。
④満期のときも当座預金又は普通預金を通すこと

(7)その他の預金の管理

その他の預金として、通知預金、納税準備預金、別段預金があります。それぞれの預金通帳を通して利用します。

わかりやすい大平式資金管理メニューへ

わかりやすい大平式利益管理メニューへ


まずはお気軽にお問い合わせください!

創業から50年以上、地元豊橋を中心に、中小同族企業・中堅企業の経営をサポート!
電子帳簿保存法対応の会計ソフトによる自動化、スマート納付等のご相談をお受けしています。
確定申告、事業継承、相続、節税、SDGs導入に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。

豊橋市SDGs推進パートナー制度に加入、自治体との連携で持続可能な開発目標に取り組みます
健康経営優良法人2025に認定されました
事業継続力強化計画の認定を取得、あらゆる自然災害の防災・減災に備えます
とよはし健康宣言認定事業所として従業員の健康増進に積極的に取り組みます

ご相談は 無料です!
フォームからのお問い合わせはこちらから
0532-53-5333 平日8:30~17:40(土日祝を除く)