
(1)個人の借入金とは
役員個人が銀行等から借りている借入金をいいます。 例えば、住宅の購入資金とか、ゴ ルフ会員権の購入用の借入金があります。
(2) 法人・個人の資金繰りを一本化する
個人の借入金を会社に入れるということは、個人の借入金を会社で引継ぐことをいいま す。そうすれば、法人と個人の資金繰りを一本化することができます。当然個人は会社から借入れしたことになり、返済は会社にすることになります。
(3) 個人の借入金を会社で引継ぐ方法
①借入金の名義はそのままにしておいて、
②借入先の金融機関の同意を得て、
③個人と会社で引継の契約書を交わしておきます。
④会社の会計処理は次のように行います。
(借方) (貸方)
役員貸付金 XXX 長期借入金 XXX
(4) 個人の借入金を会社が引継いだ時の留意点
① 個人と会社は引継ぎの契約書を作成することが必要です。
② 個人は会社に必ず利息を支払わなければなりません。
③この場合の利息の利率は低すぎないこと(原則として実際の借入金利率にします)。
(5) 個人が会社に貸付金を返済する方法
個人は会社へ返済することが必要になります。 その資金は次のものを充てることができます。
①会社から受ける役員報酬から返済する方法
②会社へ土地・建物を賃貸していれば、その地代家賃から返済する方法
③個人が会社の借入金の連帯保証人になっていれば、その保証料から返済する方法
④個人がその他の収入があれば、その収入から返済する方法
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