
(1) 当座比率とは
①算式

②当座資産は現金、預金、 受取手形、売掛金、有価証券をいいます。 短期間に換金可能な資産を指します。
③流動負債は、おおよそ1年以内に返済もしくは決済をする債務をいいます。主として、支払手形、買掛金、短期借入金、未払金、未払費用等を指します。
(2) 当座比率の有用性
当座比率の有用性は、第1にわかりやすいことであり、 第2に多くの業種に適している ことです。 当座比率を使うだけで、当面(概ね1年以内)の資金管理は十分に実施出来ます。
(3) 事例にみる当座比率の限界
①A例・B例共に当座比率は100%です。

②企業体質の差異
A社とB社は当座比率は同じ100%ですが、会社の体質は異なります。
(イ)B社のほうが金利負担が大きい
(ロ)将来B社のほうが資金繰りが苦しくなる
<理由>B社のほうが資本が少額で、固定負債が大きいからです。
③当座比率の限界
当座比率だけでは、企業の長期的な資金管理には限界があります。
(4) 当座比率は短期の指標である
当座比率は概ね1年以内の短期的な資金バランスをみる指標です
(5) 資金管理における長期指標の必要性
経営を続ける目的は人によって様々です。 しかし、いかなる目的にせよ、それを達成するためには、企業を継続していくことが前提です。企業を長期的に継続するためには、資金管理にも長期的なチェックができる指標が必要です。
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