82.変動損益計算書の構成と4つの利益変動要因

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(1)変動損益計算書の基本構成

(2)変動損益計算書の構成式

変動損益計算書は次の形式で成り立っています。

(3) 四つの利益変動要因

利益の変動要因は次の4つです。
①売上高
②限界利益率
③外部固定費
④控除前利益
変動損益計算書における位置を確認してください。

(4) 売上高

売上高は利益を確保するために最も重要な項目です。
売上高確保の要点は「値よく・たくさん」 売ることです。

(5)限界利益率

①限界利益率は次のように計算します

②利益確保の1つの要点は限界利益率の維持向上です。
③限界利益率向上の要点は次の2つです。
(イ)販売単価のアップ
(ロ)変動原価(商品仕入原価・材料費・外注費)の低減

(6) 外部固定費

①外部固定費とは同族関係者以外の会社の外部へ支払う経費です。
②外部固定費を節減することが利益を増大することになります。
③次の2つの節減を同時並行で実行します。
(イ) 絶対的節減
外部固定費の総額を圧縮します。
(ロ) 相対的節減
外部固定費の総額を圧縮せずに、収入を増加することです。

(7)控除前利益

①控除前利益とは、限界利益から外部固定費を控除した金額をいいます

限界利益 - 外部固定費 = 控除前利益

②控除前利益の確保は利益確保の要点です。
③控除前利益は極大化を目指します。
ただし、1年だけの極大化だけでなく長期間の極大化も必要です。

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