同じように努力しているのに、なぜか成果が出る会社と、出にくい会社があります。
この違いは、経営者の能力や努力の差ではないと同族経営学では考えます。
その分かれ目になるのが、「どんな道具で経営をしているか」です。

1.人と猿の最大の違いとは何か
人と猿の最大の違いは、知能や体力ではなく、「道具を使うかどうか」だと言われています。
目的に応じて道具を使い、工夫し、改善することで、人は圧倒的な成果を生み出してきました。
この考え方は、経営にもそのまま当てはまります。
2.経営管理における「道具」とは
経営における道具とは、機械や設備だけではありません。
- 経営理論
- 会計・税務の仕組み
- 管理の考え方
- 判断の基準やルール
これらすべてが、経営管理のための道具です。
道具を持たずに経営をするということは、勘や経験だけで判断を重ねることになります。
それでは、会社が成長するほど、限界が訪れます。
3.包丁とフードプロセッサーの例え
包丁もフードプロセッサーも、「食材を切るための道具」です。
目的は同じですが、性能や処理能力には大きな違いがあります。
少量の食材を丁寧に扱うのであれば、包丁はとても優れた道具です。
しかし、大量の食材を短時間で処理しなければならない場合、包丁では時間も労力もかかってしまいます。
一方、フードプロセッサーを使えば、同じ作業を短時間で、安定した品質で行うことができます。
4.経営における「道具の差」
経営もこれと同じです。
- 勘と経験だけに頼った経営
- どんぶり勘定の数字管理
- その場しのぎの判断
これらは、いわば「包丁」で経営をしている状態です。
間違いではありませんが、会社が大きくなり、人・お金・情報が増えるほど、限界が見えてきます。
一方で、
- 会計を使った経営判断
- 税務を踏まえた利益設計
- 同族経営学という考え方
これらは、経営を支えるフードプロセッサーのような存在です。
5.道具は「高性能」より「使えること」が重要
どれほど高性能な道具でも、使い方が分からなければ意味がありません。
経営理論も同じです。
- 難しい理論を知っているだけ
- 流行しているから導入しただけ
それでは、経営の道具にはなりません。
自社に合った形で使いこなせて、初めて「使える道具」になります。
6.同族企業に合った経営の道具とは
日本の企業の約99%は同族企業です。
しかし、一般的な経営学の多くは、非同族・大企業を前提に作られています。
それをそのまま使おうとすると、
- 家族関係との摩擦
- 社員の不信感
- 実態に合わない制度
といった問題が生じやすくなります。
家庭料理に、業務用の大型厨房機器を持ち込むようなものです。
同族企業には、同族企業に合ったサイズと使い勝手の道具が必要です。
それが、同族経営学です。
大平式同族経営における道具の考え方
- 道具は多ければ良いわけではない
- 自社に合うものを選ぶ
- 使える形にまで落とし込む
- 決算書と現場で検証する
この積み重ねが、経営成果の差となって表れます。

まとめ|成果の差は「努力」ではなく「道具」
経営成果の差は、努力や根性の差ではない。
どんな道具で経営しているかの差である。
包丁が悪いわけではありません。
しかし、経営のステージが変われば、道具を変える判断も必要になります。
同族経営学は、会社・家族・社員を守りながら、無理なく成果を出すための経営の道具なのです。
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