3.資金管理の重要性

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

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(1)資金管理とは

①資金について管理すること
資金管理とは、資金繰りの計画・実施・統制のサイクルを言い、資金繰りの基礎となるものです。
②短期的な資金管理
短期的な資金管理とは、概ね1年ぐらいを目安として、資金余裕のあり方を考えることを言います。あるいは、当面の資金余裕の改善策をも含みます。
③長期的な資金管理
1年以上の資金繰りは、長期的な資金管理と言います。
大きな設備投資等の場合、多額な借入金が発生しますが、その返済方法あるいは資金調達の方法により、企業の支払余裕は大きく変化します。また、企業体質の改善等も長期的な資金管理に当たります。

(2) 経営はマラソン 資金繰りはボクシング

①「経営はマラソンである」という意味
企業経営の目的はさまざまですが、その前提は企業の継続です。
マラソン競技と同じであって、途中で少しはへたばっても競技を放棄せずに継続することが重要な点です。
②「資金繰りはボクシングである」という意味
しかし、経営に資金繰りはつきものです。10回戦のボクシングは、たとえ9ラウンドまで勝っていたとしても、ノックアウトを喰らえばそれで終わりです。
資金繰りはボクシングに似ているのです。

(3) 金がないのは顔がないのと同じ

①商売の信用は金である
企業の経営者は、お金の有無によって信用力が決まります。 信用の基礎は人格ではありません。
②借りた金も儲けた金も同じ
借りたお金も、儲けたお金も支払資金としては同じものです。借入金を有効に活用することも必要です。

(4) 儲かるための3る法

①お金は儲けてためるものではない
なぜならば、お金は寂しがり屋であるからです。「寂しがり屋」とはお金は仲間のいる所に集まる性質を持っているという意味です。お金は儲ける前に準備することが必要です。
②儲かるための3る法
1.ため
2.つく↓(順序を間違えないこと)
3.もうか

(5)資金管理の重要性

①企業継続上不可欠
企業の経営目的はさまざまです。しかし、企業が継続しなければ経営目的は達成できません。企業が継続していく前提は、資金が枯渇しないことです。資金管理は資金の枯渇を防ぎ、かつ、資金余裕を持つための唯一の方法であることを忘れてはいけません。

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