14.当座比率改善の要点

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

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(1) 当座比率改善の目的

流動性(支払余裕度) を向上するため。

(2) 当座比率の算式

(3) 当座比率の改善とは

当座比率を100%以上にすることです。つまり、当座資産≧流動負債の状態を保つことを言います。

(4) 当座比率改善の要点

①第1に流動負債を圧縮する
分母の流動負債の金額を少なくすることです。
②第2に当座資産を増加する
分子の当座資産を多くもつことです。

(5) 流動負債の圧縮

①流動負債の圧縮とは
流動負債の金額を少なくすることを言います。
②支払手形の圧縮
支払手形の発行を少なくし、残高を減らすことを言います。理想的には手形を発行しないことがベストです。
③買掛金・未払金・未払費用の圧縮
支払いをためずに、毎月きちんと支払うことが要点です。
④短期借入金の圧縮
1年以内に返済する金額を少なくすることです。 受取手形の割引きをしないことも含まれます。

(6) 当座資産の増加

①流動負債の金額以上に当座資産をもつこと
②売掛金は回収重視
同じ売上高なら売掛金残高は少ない方が良い。
③受取手形を多くもつ
回収した手形は割引きせずに期日まで手持ちすること。
④預金を多くもつ
預貸率で管理しないこと。

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