27.受取手形の管理

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

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(1) 受取手形とは

売上代金を手形で回収して、期日未到来のものをいいます。

(2)受取手形管理の目的

①流動性(支払余裕度)を維持向上させるため
②不渡りの防止

(3) 受取手形は原則として割引せず、期日まで手持ちすること

①資金調達余力の保持
割引手形は比較的容易な資金調達方法ですから、調達余力として受取手形を保持しておくことが良い方法です。
②銀行の信用力の向上
受取手形を保持することは、担保力をもっていることになり、銀行に対する信用力の向上につながります。

(4) 受取手形を割引した場合の会計処理

受取手形を割引したときの会計処理方法は二つあります。
①受取手形を直接減額させる方法
②割引手形という負債勘定で処理する方法
一般には①の方法が簡便なために採用しているところが多いようです。しかし、経営管 理上は②の方法を採用し、常に割引手形残高を把握しておくことが必要です。
流動性の維持向上を図るための具体的な方法が分かりやすくなるためです。

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