
(1)預金の種類別残高を管理する目的
①流動性(支払余裕度)を維持向上させるため
②支払手段として常に必要額を保持し、資金ショートをしないようにするため
(2) 預金の種類
預金の種類は次のものがあります。
①当座預金
②普通預金
③定期預金
④定期積金
⑤その他の預金
(3) 当座預金の管理
当座預金は小切手や手形を使用して支払手段にあてられる預金です。
①預金残高の範囲内で小切手や手形を発行すること
②常に一定額を保有し、資金ショートしないようにすること
③金融機関の作成する当座勘定照合表と突合し、残高の確認をする
④決算日には銀行勘定調整表を作成し銀行残高と帳簿残高を一致させること
(4) 普通預金の管理
普通預金は通帳を通して入金・出金処理される預金をいいます。
①支払手段として常に一定額を保有すること
②取引状況を通帳へ打込み残高確認をすること
(5)定期預金の管理
定期預金は一定期間預入れし、原則として支払手段として使わない預金をいいます。
①定期預金通帳もしくは定期預金証書を保管すること
②借入金の担保に提供している場合は、預り証を保管すること
(6)定期積金の管理
定期積金は一定期間、毎月一定額を積立てていく預金をいいます。 通常『月掛』とも言います。
①定期積金通帳もしくは定期積金証書を保管する
②積立金は当座預金又は普通預金から自動引き落しで行う
③定期積金が満期になったら、全額定期預金にする
これが預金を多くするコツです。
④満期のときも当座預金又は普通預金を通すこと
(7)その他の預金の管理
その他の預金として、通知預金、納税準備預金、別段預金があります。それぞれの預金通帳を通して利用します。
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