
(1) 自己資本とは
貸借対照表の資本の部を『自己資本』と呼びます。
貸借対照表で図示すると次のようになります。

資本の構成内容は、原則として『資本金』と『留保利益』で、時価発行増資をした一部 の企業に限って『資本準備金』が加わります。
自己资本 = 資本金 + 資本準備金 + 留保利益
(2) 自己資本比率とは
総資本に対する自己資本の割合を意味します。
上記図の貸借対照表の自己資本比率は40%です。

(3) 自己資本比率と企業の評価
自己資本比率によって企業評価をすれば、一応の目安は表のようになります。自己資本 比率は、最低20%以上必要であり、目標としては30%以上が1つの目安となります。

(4) 自己資本比率と資金繰り
自己資本比率の低下は、負債が増加することを意味します。負債は期日がくれば支払い や決済をしなければならないものですから、負債が増加すれば、企業の資金繰りは確実に 悪化します。
(5)自己資本比率と収益性
①自己資本比率の低下により負債が増加すると、金利負担等が増加して企業の収益性が悪化します。
②図示

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