
(1) 同族会社とは何か
①同族会社とは
株主や役員の過半数を同族関係者で占める会社を意味します。
②同族会社の比率
日本の法人企業の99%以上が中小同族会社です。
③中小同族会社の特徴
(イ) 規模が小さい
(ロ) 家族労働が主体
(ハ)人材が乏しい
(二)下請け型が多い
(ホ)資金調達力が低い
(2) 大企業と中小同族会社の差異
大企業と中小同族会社の差異はいろいろありますが、最も根本的な違いは資本金です。
①大企業
株式市場を通じて不特定多数の人から調達することができる。
②中小同族企業
少数の同族関係者からの出資しかない。
(3) 自己資本の蓄積方法の差別化を図る
①自己資本とは
資本金、資本準備金、留保利益の合計を言います。
②自己資本の蓄積だけにとらわれない
会社の税負担率より個人の税負担率の方が低いうちは、原則として役員報酬等を増額して会社の利益を圧縮します。会社と経営者一族を含めて財産の蓄積効率が高まるからです。
③その他の固定負債を活用する
『その他の固定負債』とは同族関係者からの借入金を意味します。自己資本に準ずるものですから継続的に活用します。
④法人と個人を一体と考える
同族会社の代表者は会社の借入金に連帯保証をしています。会社に事あれば個人財産を会社のために使わなければなりません。法人と個人は経済的には一体であると考えます。
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