7.売上高管理の前提

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式利益管理

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(1) 売上高とは何か

売上高とは、 製造業では製品の販売。
卸売業・小売業では商品の販売。
サービス業ではサービスの提供をすることによって発生します。

(2) 販売なくして事業なし

①企業の宿命
企業の宿命とは、 企業の構成員が好むと好まざるとにかかわらず、 企業に与えられていることを意味します。
具体的には「売上高を増大し続けなければならない」ことです。
②拡大的維持の必要性
企業は従業員数、 生産設備、 投下資本額等が同一であっても、毎年固定費が増大します。
その最も大きな原因は給与のアップです。
増大した固定費に見合う限界利益、結果として売上高の増加を図らなければなりません。
③経費節減だけでは生き残れない
経費をゼロにすることはできません。
経費の節減には限界があります。
経費節減だけでは企業は生き残ることはできません。

(3) 売上高を毎月正しく把握する

①売上高の集計方法
売上高の集計をする方法には、入金金額を集計する 『現金主義』 による方法と、出荷を基準にする『発生主義』による方法があります。
正しい売上高の集計をするためには、 発生主義で集計する事が必要です。
②1ヵ月ごとに集計する
売上高の集計は1ヵ月単位で毎月集計をします。

(4) 売上高はお客様と商品によって決まる

①売上高の構成
売上高は商品を買ってくださるお客様の人数とお客様1人1人が買ってくださる金額によって決まります。
売上高 = 客数 × 客単価
売上高を増加させるためにはお客様数の増加、お客様1人当たり金額の増加が必要となります。
②お客様の確保
お客様がどのような商品を欲しがっているのか、 商品について、どのような意見や希望を持っているのかを知ることは、良い商品をつくるためには最も重要なことです。
③商品づくり
お客様を大切にすること、お客様の真の声を聞くことが、お客様を確保するためには必要なことです。

(5) クレーム対策

①クレームを大切に扱う
お客様の不平不満をいち早く聞き取り、すぐに対応して改善することが重要なことです。
②クレームは商品づくりのポイント
お客様の苦情に徹底的に耳を傾ける努力をすることは、商品開発にとって大きな成果につながります。
③クレームを言うお客様はお金をくださるコンサルタント
今ある商品や商品提供の方法についての欠陥を見つけることは、よい商品づくりには欠かせないことです。
お客様の苦情は1銭もお金のかからない助言なのです。

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