
(1) 売上高を増加する
①売上高増加の必要性
企業は従業員数、生産設備や販売施設または投下資本額等が同一であっても、固定費が毎年増加します。 増加した固定費に見合う限界利益額、したがって売上高の増加を図ることが必要です。
②売上高はお客様と商品によって決まる
売上高は商品をお客様に買っていただくことによって実現します。
③売上高に対する指導原理
『指導原理』とは原理原則を意味します。 売上高に対する指導原理は「値よく・たくさん」です。
売上高の基本的な分析は単価と数量です。

売上高を増加するには販売単価を高くすることと、販売数量を多くすることの2つです。
(2) 変動原価の低減をはかる
①『変動原価』とは、「売上高の増減に比例して変動する原価」という意味であり、商品仕入原価、材料費、外注費が主たるものです。
②変動原価の指導原理は「安く買って・ロスを少なくする」ことです。
③「安く買う」方法は大量仕入・計画仕入・集中仕入・現金仕入等があります。中小企業ではこの中で現金仕入が効果的な方法です。
④ 「ロスを少なくする」 要点は、製造ロスを少なくするために品質管理を徹底すること。 在庫は現金と同じと考えて、在庫管理を重視して在庫ロスを少なくすることが大切です。
(3) 外部固定費を節減する
①外部固定費とは内部固定費以外の固定費をいいます。代表者とその家族以外の会社の外部へ支払いをする経費を意味します。
内部固定費は役員報酬 減価償却費・同族関係地代家賃・その他の固定負債利息・ 同族関係者に支払う保証料をいいます。
②外部固定費管理の指導原理は「節減する」ことです。節減には「絶対的節減」と「相対的節減」があります。
③「絶対的節減」とは、金額そのものを減額することです。
④「相対的節減」とは、固定費額は節約しないで、むしろ、支出を増加しても結果として利益が増加するような方法をいいます。
(4) 内部固定費を減額する
税引前利益を増加するには、内部固定費を減額することが1つの方法です。
(5) その他の収益を増加する
①その他の収益には、次のようなものがあります。
受取利息・雑収入・貸倒引当金戻入・賞与引当金戻入
②税引前利益を増加する方法の1つに、その他の収益を増加する方法があります。
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