中小同族企業の流動性(支払余裕度)改善要点

わかりやすい大平式資金管理

流動性の改善には次の2つの要点があります。

1貸借対照表の右側(資金の調達)によって流動性が改善します。具体的には借入金、支払手形などで負債を増やします。次に増資、留保利益の確保等で、自己資本を増やす方法があります。

2貸借対照表の左側(資金の運用方法)を考えましょう。調達した資金をどのように運用するかということです。預金として持つか、あるいは土地、建物、機械などを購入すること等です。

流動負債を圧縮する方法として、支払手形を減らす方法、買掛金・未払費用・未払金をためない方法、短期借入金を長期借入金に借り換える方法が挙げられます。また定期預金など資金のバランスを保つために一定額の預金を持つ必要性を理解しなければなりません。

中小企業の長所を生かし、戦略的に改善していく要点として役員借入金(その他の固定負債)を資本に準ずるものとみなして、自己資本を考える『修正自己資本比率』という指標を使います。役員からの借入金をいかに増やすかはポイントの一つです。

「中小同族企業では、会社と同族経営者は一体である」という基本的な考え方で、法人の資金管理と個人の資資金管理を併せて考えることがこれにあたります。合併した貸借対照表の合併正味財産(資本の部)がどれだけ大きいかが、企業の継続にとって大きな意味を持つことを忘れてはいけません。

わかりやすい大平式資金管理メニューへ

わかりやすい大平式利益管理メニューへ

 

 

 


まずはお気軽にお問い合わせください!

創業から50年以上、地元豊橋を中心に、中小同族企業・中堅企業の経営をサポート!
電子帳簿保存法の対応の会計ソフトによる自動化、スマート納付等のご相談をお受けしています。
確定申告、事業継承、相続、節税、SDGsの導入のご相談に関する質問もお気軽にお問い合わせください。

豊橋市SDGs推進パートナー制度に加入、自治体との連携で持続可能な開発目標に取り組みます!
大平会計は、健康経営優良法人2023に認定されました!
事業継続力強化計画の認定を取得、あらゆる自然災害の防災・減災に備えます。
とよはし健康宣言認定事業所として従業員の健康増進に積極的に取り組みます。

ご相談は 無料です!
フォームからのお問い合わせはこちらから
0532-53-5333 平日8:30~17:40(土日祝を除く)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA