資本金の管理(増資戦略)

資本金とは、法人の場合、貸借対照表の資本の部に表示されているものを指します。個人企業では純財産額を意味し、元入金と呼ばれています。 企業の健全性を維持するために、資本金の管理は大変重要です。 企業の長  [続きを読む

当座資産を管理しよう

現金・預金とそれに準ずる換金性の高い資産を当座資産といいます。そのほか、受取手形、売掛金、有価証券が当座資産に該当します。 当座資産は流動性(支払余裕度)を維持向上させるために不可欠です。勘定科目ごと  [続きを読む

自己資本比率改善の要点

自己資本比率向上の目的は、収益性の向上と資金余裕の維持及び向上です。     自己資本比率を向上する方法は、総資本の圧縮、自己資本の増加の2つです。 総資本とは貸借対照表の資産の部  [続きを読む

短期的観点の資金管理

c 現在から1年以内の期間を目標にした資金管理を短期的資金管理といいます。 資金管理とは、資金繰りについて総合的に計画を立て(Plan)計画に基づいて実行すること(Do)実績を集計して計画との差異分析  [続きを読む

自己資本の管理要点

自己資本は大別して3つのグループから成り立ちます。 1 資本金 2 資本準備金(時価発行と呼ばれる増資によって得られるもの) 3 留保利益(利益を計上し、税金を負担し、配当金、役員賞与などを支払った残  [続きを読む

中小同族企業の流動性(支払余裕度)改善要点

流動性の改善には次の2つの要点があります。 1貸借対照表の右側(資金の調達)によって流動性が改善します。具体的には借入金、支払手形などで負債を増やします。次に増資、留保利益の確保等で、自己資本を増やす  [続きを読む

長期的観点の資金管理の意義

経営を続ける目的は人によって様々です。いかなる目的にせよ、それを達成するために企業を継続することはとても大切です。そして、経営を続けるためには現在ももちろんですが、長い将来のことも同時に考慮していくこ  [続きを読む

経営に役に立つ貸借対照表の要件

貸借対照表の目的は外部報告用と経営管理用の2つです。 外部報告用としての貸借対照表の要件 1税務署提出用→税務調査が少なくなるような要件を備えていることが必要です。 2銀行提出用 →信用力が増加するよ  [続きを読む

短期資金計画を策定しよう!

1年以内の期間を目標にして、資金について計画を立てることを「短期資金計画」と言います。 基本的な策定順序は次の通りです。   1 現在の流動性診断 2 設備投資計画の検討 3 資本増加による  [続きを読む

同族会社の長所を生かした資金管理の意義

同族会社とは、株主や役員の過半数を同族関係で占める会社を意味します。そして日本の99%以上が中小同族企業です。 大企業と中小同族企業の最も根本的な違いは資本金です。株式市場を通じて不特定多数の人から資  [続きを読む