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現金・預金とそれに準ずる換金性の高い資産を当座資産といいます。そのほか、受取手形、売掛金、有価証券が当座資産に該当します。
当座資産は流動性(支払余裕度)を維持向上させるために不可欠です。勘定科目ごとに管理し、当座資産の合計金額を試算表に表す必要があります。
では、必要な預金残高はどうやって決定していけばよいでしょうか。
第一に、動負債総額を把握し圧縮を図ることで流動性を改善しましょう。
支払手形の発行をセーブ、短期借入金を最小限度にとどめることで、最小の流動負債の金額を決定します。
つぎに、目標売上高から売掛金残高目標金額を決定します。概ね売上高の2か月分以下になっていることが必要です。
さらに受取手形について、多い企業については手持ちする目標金額を決めます。
以上の積み重ねによって、自動的に必要預金高が決定します。
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