3.制度会計の問題点

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(1)制度会計とは

企業会計原則や商法計算規則等に基づいて行われる会計方式を意味します。企業会計は当然制度会計に基づくことが要請されています。

(2)制度会計による損益計算書の概要

一般的に作成されている損益計算書の様式は次のようです。

(3)制度会計の用途

貸借対照表や損益計算書は、『決算書類』または『財務諸表』と呼びます。 制度会計に基づいて作成された決算書類は、税務署、金融機関、 株主などの外部報告用として用います。

(4)制度会計の問題点

①大企業理論であること
制度会計は基本的には上場企業の会計に照準を合わせたものです。 会計には大企業と中小企業の区別はありません。 従って中小同族企業には必ずしも合致しない面があります。
②わかりにくい
制度会計によって作成される損益計算書は、難しくて会計の知識のない人ではわかりにくいという欠点を有しています。

(5)制度会計の改善点

①わかりやすくすること
制度会計の欠点をカバーして、会計の知識が乏しい中小企業の経営者が使えるものに『変動損益計算書』 があります。
②経営管理資料として使えること
変動損益計算書は利益確保の要点が明確になり、利益管理の道具として最も使いやすいものです。

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