17.支払手形の圧縮方法

大平経営会計事務所ブログ:わかりやすい大平式資金管理

< わかりやすい大平式資金管理メニューへ戻る

 

(1) 支払手形の圧縮とは

発行金額を少なくして、未決済の支払手形金額を減少させることです。

(2) 支払手形圧縮の目的

企業の流動性(支払余裕度)を向上させるためです。

(3)支払手形圧縮の目標金額

①圧縮の目標金額 = 現在の発行残高 ― 妥当な発行残高
②妥当な発行残高
当座比率の数値を参考にして決めます。

(4) 支払手形圧縮の方法

①1ヵ月当たりの発行金額を定める。
妥当な発行残高を手形期間で除したものです。
②手形の支払先を予定する
手形払いを現金(小切手、振込) 払いに変更する支払先を決めることが必要です。

(5)支払手形圧縮の留意点

①支払手形圧縮のための資金調達
支払手形の圧縮には、同額の資金調達が必要になります。
②一般的には、まず借入金を増加させる
資金調達には、借入金を増加する、税引後利益をあてる、在庫を圧縮するなどの方法があります。一般的には、まず借入金を導入することになります。
③現金払いに変えることによるメリットを享受する
借入金を増加させると金利負担が増加します。手形払いから現金払いに変えることにより、金利相当額以上の値引き、割引、割戻し等のメリットを享受することです。

わかりやすい大平式資金管理メニューへ

わかりやすい大平式利益管理メニューへ


まずはお気軽にお問い合わせください!

創業から50年以上、地元豊橋を中心に、中小同族企業・中堅企業の経営をサポート!
電子帳簿保存法対応の会計ソフトによる自動化、スマート納付等のご相談をお受けしています。
確定申告、事業継承、相続、節税、SDGs導入に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。

豊橋市SDGs推進パートナー制度に加入、自治体との連携で持続可能な開発目標に取り組みます
健康経営優良法人2025に認定されました
事業継続力強化計画の認定を取得、あらゆる自然災害の防災・減災に備えます
とよはし健康宣言認定事業所として従業員の健康増進に積極的に取り組みます

ご相談は 無料です!
フォームからのお問い合わせはこちらから
0532-53-5333 平日8:30~17:40(土日祝を除く)