資金管理とは、資金繰りの計画・実施・統制のサイクルをいいます。
大平式資金管理は中小企業に照準を合わせ、利益を確保して徹底的に節税をするために
必要なわかりやすい経営管理のシステムを採用し、専門的な知識がなくても資金管理に
最も重要な支払余裕が正しく計算できるように設計されています。
・資金管理の意義と要点
・貸借対照表の意義
・経営に役に立つ貸借対照表の要件
・中小同族企業の流動性（支払余裕度）改善要点
・短期的観点の資金管理
・当座比率を改善しよう
・当座資産を管理しよう
・短期資金計画を策定しよう！
・長期的観点の資金管理の意義
・自己資本比率の重要性
・自己資本比率改善の要点
・総資産の管理要点
・自己資本の管理要点
・資本金の管理（増資戦略）
・同族会社の長所を生かした資金管理の意義
・自己資本比率の必要性
・修正自己資本比率の採用
・『その他の固定負債』の増加方法
・その他の固定負債を活用した節税
・総合的な資金管理
第1章 資金管理の基礎
1．資金の意義
2．資金管理の意義と要点
3．資金管理の重要性
4．大平式資金管理の特色
5．道具の理論
6．貸借対照表の意義
7．経営に役立つ貸借対照表の要件
8．貸借対照表の科目区分
9．貸借対照表の作成
10．流動性(支払余裕度)の意味
11．流動性の改善要点
第2章 短期的観点の資金管理
12．短期的観点の資金管理の意義
13．当座比率の活用
14．当座比率改善の要点
15．流動負債の圧縮
16．支払手形の管理
17．支払手形の圧縮方法
18．買掛金・未払金・未払費用の管理
19．短期借入金の内容と管理要点
20．当座借越の活用方法
21．手形借入金の活用方法
22．割引手形の活用方法
23．1年内返済長期借入金の管理
24．負債活用の順序
25．当座資産の管理
26．売掛金の管理
27．受取手形の管理
28．必要預金高の管理
29．預金の種類別残高の管理
30．定期預金の増加方法
31．定期積金の活用方法
32．有価証券の管理
33．長期借入金の活用
34．借入金の限界
35．短期資金計画の策定事例
36．個人の借入金を会社に入れる
第3章 長期的観点の資金管理
37．長期的観点の資金管理の意義
38．当座比率の限界
39．自己資本比率の重要性
40．自己資本比率改善の要点
41．総資産の管理要点
42．当座資産の管理
43．たな卸資産の管理
44．設備資産の管理
45．投資資産の管理
46．自己資本の管理要点
47．資本金の管理
48．増資に関する問題点
49．資本準備金について
50．留保利益の管理
51．配当金について
52．利益処分賞与について
第4章 同族会社の長所を生かした資金管理
53．同族会社の長所を生かした資金管理の意義
54．自己資本比率の必要性
55．自己資本比率の限界
56．修正自己資本比率の採用
57．その他の固定負債の性質
58．その他の固定負債の増加方法
59．その他の固定負債の社内運用
60．適正なその他の固定負債金額
61．その他の固定負債の社外運用
62．その他の固定負債を活用した節税
63．その他の固定負債の贈与
第5章 総合的な資金管理
64．総合的な資金管理の意義
65．同族会社の限界
66．企業段階説
67．分社対策
68．借入枠余裕率の管理
69．担保資産活用の管理
70．連帯保証人の管理
71．換金貸借対照表の考え方
72．財産5分法
73．法人と個人を合併した資金管理
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